小説の興味

最初は監禁されていて、あまり話す機会がなかったが、徐々にそれも少なくなっていった。
彼女が監禁されている間、俺はSF小説を書いていた。結構書いたので、全部読んでくれた人は少なかったが評価は良かった。最後の方は、めんどくさかったので無理矢理に完結させた。Sさんは俺の小説の続編を自分が書くと言って、俺の小説は話題のタネされて話しがはずんだので良かったとはいえるが、その続編の内容でもめたのがちょっと嫌だった…結局、俺の小説は一冊しか書かなかった。 
ちなみ、看護師さんに貸出ししたが、今も帰ってこないのである。